カラーミーショップの料金は4プラン、2026年11月にレギュラーとラージが値上げ
カラーミーショップのプランは、フリー・レギュラー・ラージ・プレミアムの4つです。販売手数料はどのプランも0円で、売上から引かれるのは決済手数料だけです。
| プラン | 初期費用 | 月額(現在) | 月額(11月1日以降の更新) | カード決済 | ディスク容量 |
|---|---|---|---|---|---|
| カラーミーショップ フリー | 0円 | 0円 | 0円 | 6.6%+30円 | 200MB |
| カラーミーショップ レギュラー | 3,300円 | 4,950円 | 5,940円 | 3.4% | 5GB |
| カラーミーショップ ラージ | 3,300円 | 9,595円 | 11,000円 | 3.19% | 100GB |
| カラーミーショップ プレミアム | 22,000円 | 35,640円〜 | 変更なし | 2.99〜3.19% | 100GB |
出典:カラーミーショップ(プラン・料金一覧・フリープラン・料金改定のお知らせ)
金額はすべて税込で、2026年10月9日時点の公式ページの記載です。有料プランのカード決済の料率は、決済プラン「カラーミーペイメント」を契約した場合の金額です。
プレミアムプランの月額は、長期契約で35,640円まで下がります。プラン比較表に載っている金額は39,600円です。カード決済の料率は、月々のカード売上に応じて2.99〜3.19%の間で変わります。
フリープランの1件あたりの固定額
フリープランの決済手数料は、公式のプラン表では「6.6%+30円〜」、同じページのよくある質問では「決済金額の6.6%+33円」と書かれています。この記事では表の30円で計算しています。33円で計算しても、プランの分かれ目は数千円しか動きません。
有料プランには、30日間の無料体験があります。体験中に作ったショップのデータは、本契約後もそのまま引き継がれます。
11月1日の値上げで、いつから新料金になるか
2026年9月9日に、カラーミーショップはレギュラーとラージの料金改定を発表しました。理由は、物価高騰と円安によるインフラコストの増加です。
| プラン | 改定前 | 改定後 | 年間の差(12か月) |
|---|---|---|---|
| レギュラー | 4,950円 | 5,940円 | 11,880円 |
| ラージ | 9,595円 | 11,000円 | 16,860円 |
| プレミアム | 35,640円 | 変更なし | 0円 |
出典:カラーミーショップ(レギュラー/ラージプランご利用料金の改定に関するご案内)
新料金は、11月1日に一斉に切り替わるわけではありません。契約中のショップは、11月1日以降の契約更新から新料金になります。管理画面の「契約・お支払い」で、次回の契約開始日を確認してください。
| 次回の契約開始日 | 旧料金で契約できる条件 |
|---|---|
| 11月1日より前 | 手続きの時期にかかわらず旧料金 |
| 11月1日 | 銀行の自動引き落としは10月4日まで、おさいぽ!は10月23日まで、クレジットカードは10月30日まで、自動引き落としなしは10月31日までに更新・支払い |
| 12月1日以降 | 10月31日までに更新・支払い |
出典:カラーミーショップ(レギュラー/ラージプランご利用料金の改定に関するご案内)
期限を過ぎると、11月1日より前に手続きしても新料金になります。契約期間は3・6・12か月から選べるので、12か月で更新すれば、レギュラーで11,880円、ラージで16,860円の差を1年分残せます。
これから新しく契約する場合に、旧料金がいつまで適用されるかは、お知らせに書かれていません。申し込む前に公式サイトで確認してください。この記事の試算は、ここから先すべて改定後の金額で計算しています。
決済手数料は、決済手段ごとに違う
有料プランの決済は、カラーミーショップ推奨の「カラーミーペイメント」を使うのが基本です。GMOイプシロン株式会社が提供している決済サービスで、利用には審査があります。フリープランはカラーミーペイメントの対象外で、上の表の6.6%+30円が別の体系としてかかります。
| 決済手段 | 決済手数料 | 月額費用 |
|---|---|---|
| クレジットカード (VISA・Mastercard・Diners) | レギュラー3.4% ラージ3.19% プレミアム2.99〜3.19% | なし |
| Amazon Pay | 3.9% | なし |
| PayPay | 3.45% | レギュラー・ラージ2,200円 プレミアム0円 |
| 楽天ペイ | 4% | 2,200円 |
| コンビニ決済 | 1回165円〜 | なし |
| PayPay銀行 | 1回85円 | なし |
| 銀行振込(バーチャル口座) | 1回22円 | 1,100円 |
| GMO後払い | 4.0%+1回279円 | 1,100円 |
| 代引き | ゆうパックコレクト1回352円〜 カンガルー代引1回451円〜 | なし |
出典:カラーミーショップ(カラーミーペイメント)
カラーミーペイメントの料金は、カラーミーショップを運営するGMOペパボ株式会社ではなく、GMOイプシロンに支払います。PayPay銀行には月額最低手数料1,100円があり、法人契約ではコンビニ決済にもかかります。その月の手数料が1,100円に届かなかったときだけかかる料金です。
見落としやすいのは、PayPayと楽天ペイの月額2,200円です。レギュラーで両方を入れると、月額5,940円に4,400円が加わります。PayPayで月に5万円売れても、料率3.45%なら手数料は1,725円です。月額2,200円を足すと、実質の負担は7.9%になります。売上の少ないうちは、カードとAmazon Payから始めるほうが固定費を抑えられます。
決済手段ごとの実質負担を、ほかのサービスと並べて比べた記事もあります。
関連記事ネットショップ手数料の比較|決済手段別の実質率と手取り額
月額と手数料以外にかかる費用
プランの料金以外に、使う機能によって次の費用がかかります。
| 費用 | レギュラー | ラージ | プレミアム |
|---|---|---|---|
| WordPress導入 | 月550円 | 月550円 | 月550円 |
| Instagramショッピング連携 | 月550円 | 月550円 | 月550円 |
| 卸販売 | 月3,190円+従量 | 月0円+従量 | 月0円+従量 |
| 受注作成 | 月550円+従量 | 月0円+従量 | 月0円+従量 |
| 早期入金サービス | 月2,200円+入金額の0.5% | ||
出典:カラーミーショップ(プラン・料金一覧・カラーミーペイメント)
有料のデザインテンプレートは買い切りで、毎月の費用はかかりません。アプリストアの有料アプリは、月額制か従量制で料金がかかります。テンプレートとアプリの金額は商品ごとに違うため、使う前に一覧ページで確認してください。
月商別に、毎月いくらかかるか
月額と決済手数料を足して、プラン別に月の負担を計算しました。条件は、客単価5,000円で、すべてクレジットカード決済とします。プレミアムは月額35,640円と料率2.99%の、いちばん安い条件で計算しています。
| 月商 | フリー | レギュラー | ラージ | プレミアム |
|---|---|---|---|---|
| 10万円 | 7,200円 | 9,340円 | 14,190円 | 38,630円 |
| 30万円 | 21,600円 | 16,140円 | 20,570円 | 44,610円 |
| 50万円 | 36,000円 | 22,940円 | 26,950円 | 50,590円 |
| 100万円 | 72,000円 | 39,940円 | 42,900円 | 65,540円 |
| 300万円 | 216,000円 | 107,940円 | 106,700円 | 125,340円 |
月商10万円ではフリー、30万円から100万円まではレギュラーがいちばん安くなります。300万円ではラージがレギュラーをわずかに下回ります。
売上に対する負担率は、フリーが月商にかかわらず7.2%です。レギュラーは月商30万円で5.4%、100万円で4.0%と、売れるほど下がります。販売手数料がないため、月額の比重が小さくなっていくからです。
プランの分かれ目は、公式の目安とずれる
月の負担が逆転する月商を計算すると、公式サイトの目安とは違う位置に出ます。
フリーからレギュラーへは月商約15.6万円
フリーとレギュラーの料率の差は3.2ポイントで、フリーにはさらに1件30円がかかります。客単価5,000円なら、月商約15.6万円でレギュラーのほうが安くなります。客単価3,000円なら約14.1万円、10,000円なら約17.0万円です。客単価が低いほど、1件30円が効いて早く逆転します。
改定前の月額4,950円で計算すると、分かれ目は約13.0万円でした。値上げで約2.6万円上がったことになります。初期費用3,300円もかかるので、分かれ目を少し超えたくらいなら、あと1〜2か月様子を見てから切り替えても損はほとんどありません。
レギュラーからラージへは、手数料だけなら約241万円
公式サイトはラージを「月商100万円を目指すなら」と案内しています。しかし月額と手数料だけで比べると、ラージがレギュラーより安くなるのは月商約241万円からです。料率の差が0.21ポイントしかなく、月額の差5,060円を埋めるのに大きな売上が必要だからです。
ラージを選ぶ理由は、手数料より機能の差にあります。
- ディスク容量が5GBから100GBに増える。商品数や画像が多いショップ向け
- 卸販売のオプションが月3,190円から0円になる
- 受注作成のオプションが月550円から0円になる
卸販売を使うなら、レギュラーには月3,190円が上乗せされます。この場合の分かれ目は約89万円まで下がり、公式の目安の100万円に近づきます。受注作成も使うなら約63万円です。どちらも使わず、容量も足りているなら、月商100万円を超えてもレギュラーのままで構いません。
プレミアムは手数料では元が取れにくい
プレミアムがラージより安くなるのは、料率2.99%が適用されても月商約1,232万円からです。料率が3.19%になる月は、ラージと料率が同じなので逆転しません。プレミアムを選ぶ理由は、専任のECアドバイザーによる個別サポートや、一部の有料アプリが標準で使えることです。費用ではなく、サポートに払う金額として考えます。
月商が分かれ目を超えたかどうかは、直近3か月の平均で判断するのが確実です。カラーミーショップは同じアカウントのままフリーから有料プランに上げられ、商品やデザインを作り直す必要がありません。まずはフリーか、有料プランの30日間の無料体験で始め、月商を見て切り替えるのが無駄のない進め方です。
BASE・makeshopと比べると、月商30万〜100万円ではレギュラーが安い
カラーミーショップと比較されることの多いBASEとmakeshopを、同じ条件で並べました。客単価5,000円、すべてクレジットカード決済です。BASEのグロースプランは年払いの月あたり金額、makeshopは決済サービス「makeshopペイメント」の月額1,650円を含めています。
| サービス・プラン | 月商10万円 | 30万円 | 50万円 | 100万円 | 300万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| カラーミーショップ フリー | 7,200円 | 21,600円 | 36,000円 | 72,000円 | 216,000円 |
| カラーミーショップ レギュラー | 9,340円 | 16,140円 | 22,940円 | 39,940円 | 107,940円 |
| BASE スタンダード | 7,400円 | 22,200円 | 37,000円 | 74,000円 | 222,000円 |
| BASE グロース | 19,480円 | 25,280円 | 31,080円 | 45,580円 | 103,580円 |
| makeshop プレミアム | 18,590円 | 24,970円 | 31,350円 | 47,300円 | 111,100円 |
出典:カラーミーショップ(プラン・料金一覧)/BASE(料金プラン・手数料)/makeshop(料金プラン)
計算に使った料金は次のとおりです。いずれも2026年10月9日時点の公式ページの記載で、税込です。
- カラーミーショップ:フリーは6.6%+1件30円。レギュラーは改定後の月額5,940円+3.4%
- BASE:スタンダードは月額0円で、決済手数料3.6%+1件40円とサービス利用料3%。グロースは年払いで月あたり16,580円(月払いは19,980円)+2.9%
- makeshop:プレミアムプランは月額13,750円(1か月契約)+makeshopペイメントの月額1,650円+3.19%(VISA・Mastercardの料率)
BASEとの違いは、月商15万円を超えてから出る
月額0円のプラン同士では、カラーミーショップのフリーとBASEのスタンダードはほとんど同じです。料率はどちらも6.6%で、1件あたりの固定額が30円か40円かの違いだけです。
差が出るのは、有料プランに移ってからです。月商約14.9万円を超えると、カラーミーショップのレギュラーがBASEのスタンダードより安くなります。BASEのグロースは月額が高いため、レギュラーより安くなるのは月商約213万円からです。
入金の速さは逆で、BASEが有利です。BASEは振込を申請してから10営業日で入金されます。カラーミーペイメントは月末締めの翌月末なので、月初の売上は2か月近く入ってきません。BASEで決済手段をPayPay・Amazon Pay・PayPalにした場合、決済手数料に1%が加わる点も料金表に書かれています。
関連記事BASEの手数料はいくら|4つの内訳と実質料率の計算
makeshopとの違いは、固定費の大きさ
makeshopには月額0円のプランがありません。プレミアムプランは1か月契約で月額13,750円、決済サービスの月額1,650円を足すと固定費は15,400円です。カラーミーショップのレギュラーとは9,460円の差があり、料率もレギュラーより0.21ポイント低いだけです。月額と手数料だけで比べると、レギュラーのほうが月商約450万円まで安くなります。
makeshopの3.19%は、カードの区分ごとに月50万円以上の決済がある場合の料率です。それより少ない月の料率は料金ページに書かれていないため、表の月商10万円と30万円の欄は、実際にはこれより高くなる可能性があります。
初期費用も、カラーミーショップのレギュラーが3,300円、makeshopが11,000円です。makeshopには長期契約の割引があり、24か月契約なら月額は11,688円まで下がります。それでも決済サービスの月額を足すと13,338円で、料率が同じ3.19%のカラーミーショップのラージ(11,000円)を上回ります。
makeshopは、プレミアムプランの標準機能だけで、追加料金なしに比較的自由に使えることを打ち出しています。機能の差を料金に換算して比べるなら、使いたい機能がカラーミーショップでは有料アプリやオプションになるかを先に確認してください。makeshopには15日間の無料体験があります。
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入金は月末締めの翌月末、早めるなら月2,200円+0.5%
カラーミーペイメントの入金サイクルは、当月末日締めの翌月末日入金です。すべての決済手段の売上が、まとめて1回で入金されます。入金日が金融機関の休業日にあたるときは、前営業日に入金されます。
オプションの早期入金サービスを契約すると、当月末日締めの翌月15日入金になります。費用は月額2,200円と、入金額の0.5%です。月商50万円なら、月に4,700円で入金が15日ほど早まります。
| 入金方法 | 締め日 | 入金日 | 費用(月商50万円の場合) |
|---|---|---|---|
| 通常 | 当月末日 | 翌月末日 | 0円 |
| 早期入金サービス | 当月末日 | 翌月15日 | 4,700円 |
出典:カラーミーショップ(カラーミーペイメント)
仕入れが先に出ていく商材では、この入金の遅さが資金繰りに響きます。開業前に、売上が入るまでの2か月分の仕入れと固定費を用意できるかを確認してください。
カラーミーペイメントは審査に5〜24営業日ほどかかります。審査中はショップを「開店中」にし、商品を1つ以上カートに入れられる状態にしておく必要があります。開店日から逆算して、早めに申し込んでおきます。
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評判を料金から読む:向いている人・向かない人
カラーミーショップを運営しているのはGMOペパボ株式会社で、公式サイトでは導入実績22万件以上とされています。ここでは口コミではなく、料金の仕組みから向き不向きを整理します。
向いている人
- 月商15万〜100万円ほどで、固定費と手数料の合計を抑えたい人
- 売上が伸びても販売手数料で利益を削られたくない人
- フリーで始めて、同じアカウントのまま有料プランに上げたい人
- 卸販売も行い、ラージで追加費用なしに使いたい人
向かない人
- 売上をすぐ現金化したい人。入金は翌月末で、早めても翌月15日
- PayPayや楽天ペイを最初から入れたい小規模なショップ。月額2,200円ずつかかる
- 契約期間に縛られたくない人。契約は3・6・12か月単位
- 月商が月によって大きく上下し、プランを頻繁に下げたい人
最後の点は、プラン変更のルールによるものです。
- 有料プランからフリープランには戻せない。戻したいときはアカウントを新しく作る必要がある
- ラージからレギュラー、プレミアムからレギュラー・ラージへの変更は、契約更新のときだけ
- プランを上げる場合、カラーミーペイメントを使っていると、毎月20日までの申請と入金で翌月1日から変更される。21日以降なら翌々月になる
出典:カラーミーショップ(プラン・料金一覧のよくある質問・フリープランのよくある質問)
上げるのは簡単で、下げるのは更新時だけです。だから上げるのは、分かれ目を数か月続けて超えてからで十分です。
カートを選び直す手間も、料金と同じくらい重く見ておきます。当社も自社ブランドのECをBASEからShopifyに乗り換えたとき、商品登録をし直すのが手間でした。同じサービスの中でプランを上げるだけなら、商品の登録し直しは起きません。月商が伸びたときに、どのプランへ上がるかまで見て選ぶと、乗り換えを避けられます。
関連記事BASEとShopifyの比較|月商別の総額と乗り換えコスト
まとめ
カラーミーショップの料金で押さえること
- 販売手数料は0円で、かかるのは月額と決済手数料。初期費用はフリー0円、レギュラー・ラージ3,300円、プレミアム22,000円
- 2026年11月1日以降の更新から、レギュラーは月額5,940円、ラージは11,000円になる。契約中なら期限までの更新で旧料金を残せる
- カード決済はフリー6.6%+30円、レギュラー3.4%、ラージ3.19%、プレミアム2.99〜3.19%
- PayPayと楽天ペイは、レギュラー・ラージで月額2,200円ずつかかる
- 客単価5,000円なら、フリーからレギュラーへの分かれ目は月商約15.6万円
- ラージは手数料だけなら月商約241万円から得になる。容量か卸販売が必要なら、もっと手前で選ぶ
- 月商30万〜100万円では、レギュラーがBASE・makeshopより安い
- 入金は月末締めの翌月末。早期入金サービスで翌月15日にできる
カラーミーショップの料金は、月商15万円を超えたあたりから強みが出ます。まずは直近3か月の平均月商と客単価を出し、上の分かれ目と比べてください。開業前なら、フリープランか有料プランの30日間の無料体験で始められます。
金額はいずれも2026年10月9日時点の公式ページの記載です。料金は改定されることがあるため、契約前にカラーミーショップの料金ページで確認してください。