makeshopの料金プランは2つ、月額13,750円から

makeshopのプランは、プレミアムとエンタープライズの2つです。月額0円のプランはありません。販売手数料はどちらも0円で、売上から引かれるのは決済手数料だけです。

プラン初期費用月額カード決済の料率決済サービスの月額商品登録数副管理者ID
makeshop
プレミアム
11,000円13,750円3.19%から1,650円10,0005アカウントから
makeshop
エンタープライズ
11,000円から55,000円から3.14%0円50,00020アカウントまで無料

出典:makeshop(料金プラン・makeshopペイメント)

金額はすべて税込で、2026年10月14日時点の公式ページの記載です。カード決済の料率は、決済サービス「makeshopペイメント」を契約した場合の数字です。料金は改定されることがあるため、契約前に公式ページで確認してください。

プレミアムは月額の決まったプランで、エンタープライズは要件に合わせて見積もるプランです。エンタープライズは「独自要件・大規模運用・外部連携向け」と案内されています。この記事では、ほとんどのショップが検討するプレミアムを中心に計算します。

15日間の無料体験があり、体験中はクレジットカードの登録も要りません。契約は最短1か月からです。

食品を売るなら、2026年中の申し込みで月額5,500円

食品事業者向けの「食品ECパッケージ」は、2026年12月末までに申し込むと初期費用0円、月額5,500円です。この料金は申し込みから1年間適用されます。2027年1月1日以降の申し込みは、通常どおり月額13,750円と初期費用11,000円です。新規契約のショップだけが対象で、すでにmakeshopを使っているショップは乗り換えられません(2店舗目の新規出店では使えます)。出典:食品ECパッケージ

実際の固定費は月15,400円、容量を増やすと16,720円

料金表の月額13,750円だけでは、カード決済を受けられません。カード決済にはmakeshopペイメントの契約が必要で、プレミアムでは月額1,650円がかかります。カード決済を使う限り、毎月の固定費は15,400円からです。

もう1つ確認したいのが、画像サーバーの容量です。プレミアムの画像サーバーは標準で100MBです。有料オプションの「ギガプラス10」を契約すると10GBまで増やせます。makeshopの公式比較ページでは、ECサイトの運用に最低限必要な費用として、このギガプラス10の月額1,320円を計上しています。

makeshopプレミアムプランの毎月の固定費の内訳1か月契約の場合。プラン月額13,750円に、makeshopペイメントの月額1,650円を足すと15,400円。画像容量を増やすギガプラス10の月額1,320円を足すと16,720円。24か月契約ではプラン月額が11,688円になり、makeshopペイメントを足すと13,338円。毎月の固定費(税込・1か月契約)決済手数料は売上に応じて別にかかるプラン月額プレミアムプラン13,750円makeshopペイメント+1,650円ギガプラス10(任意)+1,320円カード決済を使う最低限15,400円容量を10GBに増やした場合16,720円24か月契約ならプラン月額は11,688円、固定費は13,338円

100MBは、商品点数が少なく画像を圧縮して載せるなら足ります。商品が増えたり、1商品に何枚も写真を載せたりすると足りなくなります。商品点数が数百を超える見込みなら、16,720円を固定費の前提に置いて計算してください。

決済手数料にも注意点があります。makeshopペイメントのページでは、価格は税込と書いたうえで、カード決済とPayPayの決済手数料は課税対象分に別途消費税が加算されると注記しています。料率の3.19%がそのまま引かれる額になるとは限らないので、明細で確認してください。

出典:makeshop(料金プラン・他社サービスとの比較・makeshopペイメント)

決済手数料は3.19%から、ただし月50万円の条件がある

makeshopペイメントで受けられる決済は、次の5つです。月額がかかるのはカード決済だけで、ほかは手数料だけで使えます。

決済方法月額決済手数料条件
クレジットカード1,650円(プレミアム)3.19%からカード区分ごとに月50万円以上の場合の料率
Amazon Pay-3.9%日本国内の法人のみ
PayPay-3.45%日本国内の法人のみ
Paidy(後払い)-3.5%-
atone翌月後払い-3.5%スタンダードプランの場合

出典:makeshop(makeshopペイメント)

プレミアムの3.19%には条件があります。カードはVISA・Mastercardの区分と、JCB・American Express・Dinersの区分に分かれます。料金ページの注記では、区分ごとに月50万円以上の決済がある場合の料率です。

月50万円に届かない区分の料率は、料金ページに書かれていません。makeshopペイメントのページにある他社との比較表では、makeshopのカード手数料を3.14%〜3.39%と示しています。開業直後のショップは条件を満たさないことが多いので、申し込み前に自店の売上で何%になるかを問い合わせてください。

公式の上限の3.39%で計算すると、3.19%より負担が増えます。増える額は月商10万円で200円、月商30万円で600円です。月額の固定費に比べれば小さな差ですが、月商が小さいうちの料率は3.19%ではない前提で見積もってください。

個人契約では使える決済が限られる

makeshopペイメントは個人契約でも申し込めます。ただし個人契約では、クレジットカード決済(VISA・Mastercard・Diners)とコンビニ決済がセットになり、申し込みが必須です。Amazon PayとPayPayは個人契約では使えません。

PayPayだけは、GMOイプシロン経由で個別に契約できます。その場合は2,200円(税込)がかかると、決済の料金表に注記があります。個人事業主で表の5つをそろえることはできないので、Amazon Payを入れたいなら法人での契約が前提です。

2025年4月の改定で、月額は12,100円から13,750円に

makeshopは2025年4月1日に料金を改定しました。プレミアムの月額は、税込12,100円から13,750円に上がっています。エンタープライズと、ギガプラス10などの有料オプションは改定の対象外です。

プレミアムの契約期間改定前(税込)改定後(税込)
1か月(月額)12,100円13,750円
6か月68,970円78,375円
12か月130,680円148,500円
24か月246,840円280,500円

出典:makeshop(makeshop ご利用料金改定のお知らせ)

改定の理由として、電力料金やサーバー機器などのインフラ費用の高騰と、WAFの導入やPCI DSS対応などのセキュリティ投資が挙げられています。

月額12,100円の数字は改定前のものです。比較サイトや資料で12,100円と書かれていたら、2025年3月以前の情報だと判断してください。

長期契約で月額は最大15%下がる、ただし一括前払い

プレミアムは、契約期間を長くすると月額が下がります。24か月契約なら、1か月あたり11,688円です。

契約期間割引1か月あたり支払う総額
1か月-13,750円13,750円(毎月)
6か月5%引き13,063円78,375円
12か月10%引き12,375円148,500円
24か月15%引き11,688円280,500円

出典:makeshop(料金プラン・料金改定のお知らせ)

24か月を1か月契約で続けると330,000円なので、24か月契約で49,500円下がります。

ただし長期契約の料金は一括払いで、分割はできません。支払ったあとは、どんな理由でも返金されません。24か月契約なら、開業時に280,500円を前払いすることになります。途中でやめたり、ほかのカートに乗り換えたりしても戻りません。

開業したばかりで続けるか決めきれないうちは、1か月契約か6か月契約で始めてください。売上の見通しが立ってから長期契約に切り替えても、差は1か月あたり約700円から約2,100円です。

同じ名義で2店舗目以降を契約すると、初期費用の11,000円が無料になります。初期費用は長期契約割引の対象に含まれません。

標準機能に含まれない費用

makeshopは、プレミアムの標準機能で追加料金なしに比較的自由に使えることを打ち出しています。それでも、売り方によっては有料オプションが必要です。料金を見積もるときに見落としやすいものを6つ並べました。

オプション料金(税込)必要になる場面
定期購入導入費用 初期110,000円・年額66,000円相当サプリや化粧品などを定期でお届けする
予約販売年66,000円発売前の商品の注文を受ける
ギガプラス10月1,320円画像の容量が100MBを超える
即日売上入金手数料1.5%翌月末より早く売上を受け取りたい
不正検知月3,300円カードの不正利用を発送前に確認したい
チャージバック保証月3,900円(非課税)不正利用の損失を月100万円まで補償したい

出典:makeshop(食品ECパッケージ・予約販売・他社サービスとの比較・makeshopペイメント)

定期購入の導入費用は、食品ECパッケージのページで「通常かかる費用が無料になる」として示されている金額です。定期購入の料金は、決済代行にGMOペイメントゲートウェイとGMOイプシロンのどちらを使うかで分かれます。決済代行会社の初期費用・月額・手数料は別にかかります。

予約販売は、1年分を一括で払い、途中で解約しても返金されません。カード決済で使うには、makeshopペイメントではなくGMOペイメントゲートウェイとの契約が必要です。

定期購入を売上の柱にするなら、初年度だけで176,000円がプランの月額とは別にかかります。定期販売が前提のショップは、この費用を入れて他社と比べてください。

販売手数料0円には例外がある

販売手数料0円は、自社のmakeshopのショップで売れた注文の話です。料金ページの注記では、アイテムポストを経由して外部サイトで売れた場合は除くとしています。Yahoo!ショッピング連携にも販売手数料がかかり、利用前に審査があります。

モールや外部サイトに出品して売上を伸ばす計画なら、その分の手数料は別に見積もってください。

月商別に、毎月いくらかかるか

プレミアムプランで、月額・決済サービスの月額・カード決済手数料を足しました。客単価5,000円、すべてクレジットカード決済で、料率は3.19%です。ギガプラス10は含めていません。

月商1か月契約24か月契約
10万円18,590円(18.59%)16,528円(16.53%)
30万円24,970円(8.32%)22,908円(7.64%)
50万円31,350円(6.27%)29,288円(5.86%)
100万円47,300円(4.73%)45,238円(4.52%)
300万円111,100円(3.70%)109,038円(3.63%)
500万円174,900円(3.50%)172,838円(3.46%)

かっこ内は、月商に対する負担の割合です。月商10万円では売上の2割近くが固定費と手数料に消えます。月商100万円で5%を切り、500万円で3.5%まで下がります。

月商10万円と30万円の欄は、カード区分ごとの月50万円の条件を満たしません。実際の料率は3.19%より高くなる可能性があり、この表は最も安い場合の数字です。

初年度の費用は、1か月契約なら初期費用11,000円と固定費15,400円の12か月分で195,800円です。12か月契約にすると179,300円になります。どちらも決済手数料は別です。

Shopify・カラーミーショップ・BASEと比べると

makeshopと比べられることの多い3社を、同じ条件で並べました。客単価5,000円、すべて国内のクレジットカード決済です。makeshopは1か月契約で、決済サービスの月額1,650円を含めています。

サービス月商10万円月商30万円月商100万円月商300万円月商500万円
makeshop
プレミアム
18,590円24,970円47,300円111,100円174,900円
Shopify
Basic
7,200円14,300円39,150円110,150円181,150円
Shopify
Grow
13,500円20,300円44,100円112,100円180,100円
カラーミーショップ
レギュラー
9,340円16,140円39,940円107,940円175,940円
BASE
スタンダード
7,400円22,200円74,000円222,000円370,000円

出典:makeshop(料金プラン)/Shopify(料金プラン)/カラーミーショップ(プラン・料金一覧・料金改定のお知らせ)/BASE(料金プラン)

計算に使った料金は次のとおりです。いずれも2026年10月14日時点の公式ページの記載です。

  • makeshop:プレミアムは月額13,750円(1か月契約)+makeshopペイメントの月額1,650円+3.19%
  • Shopify:Basicは月額3,650円(年払い)+3.55%、Growは月額10,100円(年払い)+3.4%
  • カラーミーショップ:レギュラーは2026年11月1日以降の月額5,940円+3.4%
  • BASE:スタンダードは月額0円で、決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%

月商500万円の欄で、makeshopは5つの中でいちばん安くなります。逆に月商100万円までは、Shopifyの2プランとカラーミーショップより高い状態が続きます。

makeshopのほうが安くなる月商の分かれ目客単価5,000円、すべて国内カード決済の場合。makeshopの1か月契約がBASEスタンダードより安くなるのは月商約37万円から、Shopify Growより安くなるのは約252万円から、Shopify Basicより安くなるのは約326万円から、カラーミーショップのレギュラーより安くなるのは約450万円から。24か月契約ではそれぞれ約32万円、約154万円、約269万円、約352万円から。makeshopのほうが安くなる月商客単価5,000円・カード決済のみ・makeshopは3.19%BASE スタンダードより約37万円〜24か月契約なら約32万円〜Shopify Growより約252万円〜24か月契約なら約154万円〜Shopify Basicより約326万円〜24か月契約なら約269万円〜カラーミー レギュラーより約450万円〜24か月契約なら約352万円〜有料アプリ・オプションの費用は含めていない

Shopifyとの違いは、何人で運営するか

月額と手数料だけなら、ShopifyのBasicが月商約326万円まで安くなります。ただしBasicは、管理画面に入るスタッフのアカウントを追加できません。makeshopのプレミアムは、副管理者IDが5アカウントから使えます。

2人以上で運営するなら、比べる相手はスタッフアカウントが5件あるShopifyのGrowです。Growと比べると、makeshopが安くなるのは月商約252万円からで、24か月契約なら約154万円からに下がります。

もう1つの差は、機能の足し方です。Shopifyは必要な機能をアプリで足していく作りで、アプリの多くは月額がかかります。makeshopは600以上の機能を標準で備えると案内しています。使いたい機能がShopifyでは有料アプリになるなら、その月額を足して比べ直してください。

カラーミーショップとの違いは、固定費の大きさ

カラーミーショップのレギュラーは、11月1日の改定後でも月額5,940円です。makeshopの固定費15,400円とは9,460円の差があり、料率の差は0.21ポイントしかありません。月額と手数料だけで比べると、レギュラーのほうが月商約450万円まで安くなります。

初期費用も、カラーミーショップのレギュラーが3,300円、makeshopが11,000円です。makeshopを選ぶ理由は料金ではなく、標準機能の範囲と副管理者IDの数になります。

BASEとの違いは、月商約37万円で逆転すること

BASEのスタンダードは月額0円ですが、1注文ごとに6.6%と40円が引かれます。客単価5,000円なら実質7.4%です。月商約37万円を超えると、makeshopのほうが安くなります。24か月契約なら約32万円からです。

makeshopの公式サイトも、月額の固定費をかけたくない段階ではBASEやSTORESから始め、売上が伸びたら移ることを勧めています。BASEで月商30万円台に届いてから、移るかどうかを判断する順番が合理的です。

入金は月末締めの翌月末、急ぐなら手数料1.5%

makeshopペイメントのクレジットカード決済は、月末締めの翌月末入金です。月初に売れた分は、手元に届くまで2か月近くかかります。

仕入れや広告費が先に出ていくショップでは、この間の資金を用意しておく必要があります。急ぎで受け取りたいときは、即日売上入金を使えます。決済が完了した注文を選んで申請すると、最短即日で受け取れます。手数料は1.5%です。

月商100万円分をすべて即日売上入金にすると、手数料は15,000円です。毎月使うと固定費が倍近くになるので、仕入れが重なる月だけの手段と考えてください。

評判を料金から読む:向いているショップ・向かないショップ

makeshopの評判でよく挙がる「機能が多い」「固定費が高め」は、料金の作りからそのまま出てくる特徴です。料金から見た向き不向きを整理しました。

向いているショップ

  • 月商300万円台以上を見込める(Shopify Growと比べるなら、24か月契約で約150万円以上)
  • 2人以上で管理画面を使う
  • 他社では有料アプリになる機能を、標準機能でまかないたい
  • 2026年中に新しく食品のショップを始める

向かないショップ

  • 月商30万円に届くまでの立ち上げ期
  • 定期購入が売上の柱で、初年度176,000円のオプション費用を回収できない
  • 個人事業主で、Amazon PayやPayPayを使いたい
  • 長期契約の前払いを、まとめて用意できない

「安全か」は、運営会社の認証で確認できる

makeshopの運営会社はGMOメイクショップ株式会社です。プライバシーマークとISMS(ISO/IEC 27001)を取得し、クレジットカード情報の安全基準であるPCI DSSに準拠しています。

ショップ側の対策として案内されているのは、全サイトのSSL暗号化・WAFとDDoS対策・定期的な脆弱性診断・データの自動バックアップです。カードの不正利用まで防ぎたい場合は、前の章の不正検知やチャージバック保証を足すことになります。

出典:makeshop(セキュリティ)

「売れない」は、カートの料金では解決しない

makeshopは自社のショップを作るカートで、モールのように買い物客が集まる場所ではありません。開業しただけでは、アクセスはほとんど来ません。SNSや広告、検索からの流入は、ショップ側で作る必要があります。

固定費が月15,400円かかる以上、集客の見通しが立たないうちに契約すると、売上がなくても費用だけが出ていきます。15日間の無料体験のあいだに、集客の計画まで立ててから本契約に進んでください。

まとめ

makeshopの料金で確認すること

  • カード決済を使うと、固定費は月額13,750円と決済サービス1,650円で15,400円から
  • 画像が100MBを超えるなら、ギガプラス10の1,320円を足して16,720円
  • カード料率3.19%は、カード区分ごとに月50万円以上の決済がある場合の数字
  • 長期契約は最大15%引きだが一括前払いで、返金はない
  • 定期購入と予約販売は、年額の有料オプション
  • 客単価5,000円なら、BASEより安くなるのは月商約37万円から、Shopify Basicより安くなるのは約326万円から
  • 入金は月末締めの翌月末で、即日売上入金は手数料1.5%

makeshopは、料金だけで選ぶカートではありません。月商が小さいうちは、ほかのサービスのほうが安く済みます。月商が数百万円に届き、標準機能と複数人での運営に価値を感じる段階で、選ぶ理由が出てくるカートです。

検討しているなら、まず15日間の無料体験で管理画面を触り、使いたい機能が標準に入っているかを確認してください。そのうえで自店の月商をこの記事の表に当てはめ、ほかのカートとの差額を出してから決めるのが確実です。